我々がログ&ティンバーハウスの中に芸術を追求する
時、やはりアーツ&クラフトそしてアール ヌーヴォー
が到達出来る最高地点では無いだろうか。
この2007年と言う現在ではそうである。
王権やカーストを持たない我々が行使出来る芸術
はやはり庶民の芸術となる。
この2つの芸術、とくにアーツ&クラフツは
「用の美」つまり使われる芸術としてその目的
を果たして着た。
作家オスカーワイルドは芸術のあり方を「日常的に
我々を感動させる芸術を求めよ。率直に装飾的な
芸術こそ日常生活で共に生きる芸術である」と
説いた。そして繰り返されるパターンの中の色彩
やデザインを賛美した。
これは真にアーツ&クラフツそしてアール
ヌーヴォーを定義した言葉と取っても良いはずだ。
この2つのスタイルに共通するものがある。
植物である。事にフランスに渡たりアールヌーヴォー
にまで到達するとそこはもう、植物の標本博物館
のごとく、草花が形を変え造形物に変異している。
数々の芸術作品を残したエミール ガレであるが、
その試みや手法は同じ人物が残したとは思えぬ程
多種、多様性を持っているが、共通したテーマは
やはり「植物」である。勿論、その飛躍として蝶や
トンボなども出て来るが、ほ乳類までは行っていない。
(と思う。)
このガレの作品を見ていると、彼が1859年に
進化論の様なものを残しているのも頷ける。
皮肉な事にダーウィンの「種の起原」発表と同年である。
「植物」なのだ。
ほ乳類や魚ではアールヌーヴォーの確立は難しい。
線の流れを少しでも考えた事のある人間ならば
簡単に理解出来るはずである。
そしてこれはきっと音楽にも言える事では
無いのだろうか。
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